-
退職者リスク:元社員が外部で反社化する時代に企業はどう備えるべきか
退職者リスクとは企業を離れた元従業員が退職後に何らかの形で企業に悪影響を及ぼす可能性のことを指します。従来は営業秘密の漏洩や顧客情報の持ち出し、競合他社への転職による競争上の不利益などが主な懸念事項でした。しかし現代社会においてはこれらに加えて元社員の反社会的勢力との関与や、詐欺あるいは犯罪行為に手を染めてしまうケースが増加傾向にあります。
-
コミュニティ型反社”の台頭:SNSサロン・オンライン団体に潜む新しい危険性
従来の反社会的勢力といえば暴力団や特殊詐欺グループといった明確な組織形態を持つ集団を想像する人が多いでしょう。しかし、近年ではその様相は大きく変化しておりスーツを着た経営者やインフルエンサーを装ってオンラインサロンやDiscordサーバー・LINEオープンチャットといったデジタルコミュニティを隠れ蓑にする「コミュニティ型反社」が急増しているのです。
-
反社チェックで”やってはいけない10のNG対応”:担当者が陥る典型ミス
企業のコンプライアンス担当者にとって反社会的勢力との関係遮断は最重要課題のひとつです。しかし実務の現場では「知らなかった」「そんなつもりはなかった」という理由で重大なミスを犯してしまうケースが後を絶ちません。本コラムでは反社チェックの実務で担当者が陥りがちな典型的なNG対応を10項目にまとめ、それぞれの問題点と正しい対応方法を解説します。
-
契約更新の瞬間がもっとも危険? 既存取引先の”劣化”を見抜く反社チェック
コンプライアンス意識の高まりとともに取引先審査の重要性は広く認識されるようになりました。しかし「一度審査を通過した取引先は安全」という思い込みが思わぬ落とし穴となることがあります。企業や個人の状況は常に変化しており、初回審査時には問題がなかった取引先が時間の経過とともに反社会的勢力との関係を持つようになるケースや経営状況の悪化から不適切な資金調達に手を染めるケースは決して珍しくありません。
-
そのUSB、本当に挿して大丈夫ですか?―出荷時ウイルス感染に見る、調達先確認と反社チェックの重要性
オフィスで新しいUSBメモリを開封しそのままパソコンに挿し込む。多くの人にとってこれはごく当たり前の光景でしょう。しかし近年海外製造の周辺機器やUSBメモリの一部に出荷段階からマルウェアが仕込まれていたという事例が報告されています。梱包は新品そのものパッケージにも異常はない。それにもかかわらず内部のファームウェアやプリインストールされたデータにウイルスが混入しているケースが確認されているのです。
Column