-
退職前の社員は何を持ち出す?日本生命情報持ち出し事案から考える企業防衛と信用調査
社員が退職すると聞いたとき、多くの会社が最初に確認するのは、引き継ぎ、貸与PC、社員証、名刺、社用携帯、アカウントの停止などではないでしょうか。しかし、企業防衛という視点で本当に確認すべきなのは、「会社から何を返してもらうか」だけではありません。もっと重要なのは、「すでに何が社外へ持ち出されていないか」です。情報は、紙の書類や備品とは性質が異なります。顧客リストをコピーしても、会社のサーバーには元のファイルが残ります。営業資料を個人のクラウドへ保存しても、社内から資料そのものが消えるわけではありません。つまり、情報は持ち出されても気づきにくいのです。
-
自治体・公共団体はどうしている? 公共調達における反社排除の実務
公共事業の入札や契約において反社会的勢力の排除は今や必須の取り組みとなっています。民間企業では既に一般化している反社チェックですが税金を原資とする公共調達においてはより厳格な対応が求められます。本コラムでは自治体や公共団体が実際にどのような仕組みで反社会的勢力を排除しているのかその実務の全体像を解説します。
-
反社チェックは社外へのメッセージという事実:企業ブランドと信頼性の向上
反社チェックはもはや「守り」だけの施策ではありません。それは企業の本質を社会に示し長期的な価値創造につながる「攻め」の経営戦略なのです。真摯に取り組む企業だけがステークホルダーからの真の信頼を獲得し持続可能な成長を実現できるでしょう。
-
繰り返された結婚詐欺 刑期が終われば、過去も消えるのか
結婚詐欺やロマンス詐欺では、相手を信じたことへの後悔や、信頼を踏みにじられた屈辱感、精神的な傷から、周囲や警察へ相談できないまま被害を抱え込み、事件として表面化しないケースがあるのです。
-
反社チェックで”やってはいけない10のNG対応”:担当者が陥る典型ミス
企業のコンプライアンス担当者にとって反社会的勢力との関係遮断は最重要課題のひとつです。しかし実務の現場では「知らなかった」「そんなつもりはなかった」という理由で重大なミスを犯してしまうケースが後を絶ちません。本コラムでは反社チェックの実務で担当者が陥りがちな典型的なNG対応を10項目にまとめ、それぞれの問題点と正しい対応方法を解説します。
-
契約更新の瞬間がもっとも危険? 既存取引先の”劣化”を見抜く反社チェック
コンプライアンス意識の高まりとともに取引先審査の重要性は広く認識されるようになりました。しかし「一度審査を通過した取引先は安全」という思い込みが思わぬ落とし穴となることがあります。企業や個人の状況は常に変化しており、初回審査時には問題がなかった取引先が時間の経過とともに反社会的勢力との関係を持つようになるケースや経営状況の悪化から不適切な資金調達に手を染めるケースは決して珍しくありません。
Column